【マスターランク到達】いっぱい食べる君が好き ヨクバリス軸【S1ランクマッチダブル】
初めましての方は初めまして、そうでない方はお久しぶりです。Jirouです。剣盾に入ってからはTNが「きのこ」になりました。よろしくお願いします。
今回の記事は剣盾に入って最初のランクマッチダブルの記事になります。軸として考えてたのは追い風が流行ってるそうだったのでそれに対抗するためにトリックルーム軸を使おうと考えていました。そんな時にヨクバリス君の数値と技を見たときに「こいつしかいないな」と思い主軸が決まりました。また、新作になったのでせっかくだから新ポケで固めたいなというのがありました。そんな経緯でできたのが今回のPTとなっています。PTの簡単な内容(技と持ち物)だけ知りたいって人は一番下に画像を載せてありますのでそちらをご覧ください。
それではそろそろパーティーの紹介に行こうかと思います。持ち物を@で表しています。それぞれの種族値、個体値の略称はHPから順にH、A、B、C、D、Sとし、個体値が最大である31をV、その次に大きい30をUとします。実数値の必要のない箇所(物理アタッカーのCや特殊アタッカーのA)を省略しています。種族値や個体値の意味が分からないという方はポケモン徹底攻略様(個体値・種族値・努力値・覚醒値とは?|ポケモン徹底攻略)に詳しい説明がございますのでそちらをご覧ください。
パーティ紹介
ヨクバリス @オボンの実
性格:のんき
特性:ほおぶくろ
技:じしん どろぼう
ジャイロボール はらだいこ
個体値:S0C抜け4V
努力値:H4 B252 D252
実数値:196-115-161-✕-127-22
努力値配分はHが偶数になるように振り、残りを耐久に全振りしました。他の振り方としてはHを12nになるように振ることでオボンほおぶくろの効果を最大限活かすことができますが、元々Hが高いのであまり振りたくなかったのと、耐久力がどこまで変わるかわからなかったので仮決定でこう振りました。正直この振り方でも問題なく感じたので、このままでもいい気がします。
基本的にはこのポケモンにダイマックスを使い、ダイアースやダイスチルで味方と自身の耐久をあげて、相手に競り勝つといった戦い方になります。はらだいこは壁があったり相手がこいつに有効打がない場合に若干無理をしてでも詰むときがありますが、だいたいトリックルームをした状態、もしくはトリックルームをするターンに同時に打つ感じです。
技はこの型ならどろぼう以外は確定。どろぼうのところは鬼火を警戒するならからげんきが候補になりますが、相手の木の実を奪って食べれたり、ゴーストタイプへの打点にもなりますのでどろぼうのままでいい感じもしました。
選出率は1位。ちなみに1試合に最高で3回、木の実を食べてます(相手の木の実を2回盗み食いしてる)。
ブリムオン @ルームサービス
性格:れいせい
特性:マジックミラー
技:まほうのこな マジカルシャイン
個体値:S0A抜け4V
努力値:H252 B252 D4
実数値:164-×-147-171-124-30
持ち物は今作で追加された「ルームサービス」を採用しました。これによりヨクバリスよりも遅くなり、「まほうのこな」で相手のタイプを変えつつヨクバリスで攻撃するという動きができたり、本来トリックルーム状態で重いナットレイよりも遅くなるので先に「マジカルフレイム」を打つことができるようになります。
相対的な耐久力を高くしたかったのでもとが低いHBに極振り。また火力もある程度欲しかったのでCに性格補正を入れました。
動きとしましては初手にオーロンゲと一緒に出して猫+トリル、もしくは壁+トリルをして、裏に繋げるといった動きになります。また、この子自身も火力があるので補助よりもサポートアタッカーとして動かしてました。
技はコンセプトである「トリックルーム」、一致火力の「マジカルシャイン」、鋼に対する打点に「マジカルフレイム」が確定となります。「まほうのこな」はこちらの技の通りが悪い相手に対して打ったり、相手の格闘タイプの技を受ける時に味方に打ったりしました。ですが、他の技と比べれば必要性が低かったので別の技、例えば「サイコキネシス」なんかを入れても良かったかもしれませんね。
選出率2位。
性格:のんき
特性:テレパシー
技:トリックルーム サイドチェンジ
ボディプレス むしのていこう
個体値:S0A抜け4V
努力値:H252 B252 D4
実数値:157-✕-145-70-111-31
ネタ枠かと思いきやガチ枠です。進化系のイオルブにしてない理由は二つありまして、一つはこちらの方がSが低いこと、もう一つは奇跡を持たせられるので耐久値が高いことです。
振り方は、ブリムオンがBに厚く振ってはいますがそれでも元の値が低いので、こちらを物理受けトリル始動要因とするため、HBに極振りしました。また、耐久に振りつつそこそこのダメージを与えられるように「ボディプレス」を入れることも考えていたため、なおさらB特化の型になりました。
技はこの4つで固定でいいと思います。「トリックルーム」と「ボディプレス」の説明は省きますね。「むしのていこう」は相手の特殊火力を落とすことでこちらの生存率を上げるために必要で、「サイドチェンジ」は隣のポケモンが狙われそうなときに身代わりになるために必要なので、変える必要が無いかなと。
選出率はブリムオンと並んで同率2位。
オーロンゲ @ひかりのねんど
性格:いじっぱり
特性:いたずらごころ
リフレクター ソウルクラッシュ
個体値:C抜け5V
努力値H252B252D4
実数値:202-154-117-✕-96-80
ねこだましや壁を使い味方をサポートするのが主な仕事です。相手がダイマックスしそうなら壁、そうじゃないなら猫と使い分けていました。
努力値は壁を2回張ってほしかったので耐久ベースに。また、最低限の火力が欲しかったので性格補正をAにかけるかたちにしました。
技は壁二つが固定。ドラゴンや悪、格闘に対しての打点にもなり、かつ耐久を補えるので「じゃれつく」ではなく「ソウルクラッシュ」を採用。「ねこだまし」は今作だと使い勝手が微妙な時が多かったので変えてもいいかもしれませんが、終盤での縛りを考えるとあった方がいいかなって感じました。この構築だと「でんじは」を入れるわけにはいかないですからね。
選出率4位。
ゴリランダー @とつげきチョッキ
性格:いじっぱり
特性:しんりょく
技:ねこだまし はたきおとす
ウッドハンマー とんぼがえり
個体値:C抜け5V
努力値:A252 D252 B4
実数値:175-194-111-✕-122-105
猫要因その2。オーロンゲと違いトリックルームを張るターンに猫ではなくとんぼがえりも選択肢にあるので後続がトリックルームターンを有効活用できたりします。また、雨軸やトリトドンを見るためにも草タイプが必要と感じ、入れました。
Hがもともと高いので耐久面を上げるためにBDに振り、チョッキを持たせることも考えていたのでDぶっぱ。また、全体的に耐久ポケモンが多くなったので突破力を上げるためにA特化にしました。
オーロンゲが出しにくい鋼やフェアリーが出てきそうなときにこちらを選出していました。
選出率は5位。
セキタンザン @じゃくてんほけん
性格:いじっぱり
特性:じょうききかん
技:いわなだれ ほのおのパンチ
10まんばりき こらえる
個体値:C抜け5V
努力値:H44 A252 B4 D4 S204
実数値:191-145-141-✕-111-76
上5体だと重い炎タイプをみるためにいれました。
素早さをじょうききかん発動時にスカーフ130族抜きまで振ってはいるんですが、正直今作でそこを抜く必要がない感じがするんですよね。おそらく追い風込の最速ウインディを抜くように調整してた気がするんですが、実数値で20も数値が違うんですよね。準則を抜くならもうちょっと降らなくて済むのでおそらく当時の自分が勘違いしてるのかなぁと…。残りは火力にぶっぱ。さらに残りをHが奇数になるように振り、余りをBDに降りました。
物理型にした理由はブリムオンのマジカルフレイムを受けて特性を発動させることを狙ってですね。
選出率は最下位ですが、炎にたいしてしっかり仕事はしていたので、いてよかったなという感じです。
動かし方の例
基本
初手:ブリムオン+オーロンゲ
裏:ヨクバリス+レドームシ
相手の初手次第ですが基本的には猫+トリルをしてブリムオンが暴れた後にヨクバリスで暴れるといった感じですね。またオーロンゲは初手以降は壁を張ることで後続の負担を減らしつつ退場できるといいかなって感じです。レドームシを入れるのは初手のトリル5ターンじゃ足らないので再展開用ですね。そのため最初のトリルターン中にリスで大マックスを使い、ダイスチルやダイアースでレドームシの耐久をあげれるといいでしょう。もしトリルが再展開できない状況だったとしてもサイドチェンジで相手を翻弄して隣を動かせれば勝ちは狙えると思います。
初手:レドームシ+ゴリランダー
裏:ヨクバリス+相手の他のポケモン次第
ブリムオンだとドリュウズにやられるのでレドームシを選出します。動きとしては猫+トリル、もしくはサイチェンorトリル+ダイマックスを切ってバンギラスを倒しに行きましょう。うまくトリルが展開できたらリスをあばれさせるようにすればいいかと。
初手:ブリムオン+オーロンゲ
裏:ヨクバリス+セキタンザン
トリルは張らずにセキタンザンバックと壁を張ります。うまく行けば熱風や他の炎技で「じょうききかん」からの全抜きが狙えます。セキタンザンを長く行かしたいならブリムオンをレドームシにしてもいいですね。相手のコータスを倒したならトリルをして行きましょう。
対雨(ペリッパー+ルンパッパ)
初手:ブリムオン+オーロンゲ
裏:ヨクバリス:ゴリランダー
相手がだいたいダイマックスを切るので壁とトリル、もしくはブリムオンが狙われる読みをするならゴリランダーに引きましょう。読みに自信があるなら相手がダイマックスを切らなそうな方に猫をし、トリルを張ってもいいでしょう。引いた場合、トリルは隙を見て張れればいいくらいに考えましょう。
最悪リスのダイアースやダイスチルで耐久を上げて競り勝ちましょう。
まとめ
最高順位は3000ちょっと、最終順位は5810位でした。マスター帯に上がるまでにリスがかなり活躍してしまい満足感からか潜るモチベが上がらなかったというのもありますが、そもそも剣盾を買ったのも1週間遅れていたのでマスター帯に上がるのが遅かった。上がったときには残り1週間を切っていた気がします。ただ、PT構築的にはかなり満足していて、各ポケモンがしっかり活躍してくれていたように感じています。リスはしっかりエースとして戦い、ネタ枠のようにいるレドームシも、リスのダイスチルでBが上がればボディプレスの火力が馬鹿にできないほどになり、思った以上に活躍していました(B1上昇で体力半分ちょっと残っているダイマバンギ飛ばしたのには驚きました)。
またPT単位ではジュラルドンが重かったのでそいつをどう処理するかで勝敗が大きく左右されてたように感じます。
気になったことや、もっとこういうことを書いて欲しいなどありましたらコメントしていただけると助かります。見つけ次第加筆していきます。
ポケモンの画像はポケモン徹底攻略様(ポケモン徹底攻略 | 最新作ソードシールド(剣盾)もお任せ!)よりお借りしました。
追記:レンタルチームとして解放しました。気になった人は是非使ってみてください