対戦初心者のためのポケモン講座 「第一章 3値編」 第一節 種族値

 初めましての方は初めまして、そうでない方はまた来ていただきありがとうございます。Jirouです。

 

 さて、前回はなぜ3値を知る必要があるのかについて自分なりに説明させていただきました。詳しくは前回記事を見てくれればいいと思います(対戦初心者のためのポケモン講座 序章 なぜ3値を知る必要があるのか - OkamuraJirou’s diary)。念のためもう一度説明しますと、3値というものは「種族値」「個体値」「努力値(基礎ポイント)」とよばれる、ポケモンの各ステータスを決める3つの値のことを総じて「3値」と呼びます。今回はその3値の中でも基礎となる、種族値について書いていこうと思います。

 

1.種族値とは

 これは、ポケモンの種族ごとに決められた、変わることのない値です。ここでいう種族ごととは、ピカチュウならピカチュウライチュウならライチュウで区別されます。

 また、剣盾では「つよさをみる」からグラフアイコン(六角形の形でステータスが見れる画面)でXボタンを押すことで表示される薄い黄色い部分がそれにあたります。(他の部分については別の記事で説明します)

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2.知っていると何がいい?

 これを知っていると何がいいかというと、そのポケモンステータス的な特徴がわかります。例えば、素早さを比べたときに、ハガネールピカチュウより先に行動できないのは、この種族値のすばやさの値が、ハガネールが低く、ピカチュウが高く設定されているからです。素早さだけではなく、攻撃や防御など6つのステータス全てが決められていますので、種族値を知るということはそのポケモンを知ると言っても過言ではありません。

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 特徴がわかるということ、それはそのポケモン長所と短所がわかるということです。先ほどの例で言いますと、確かにハガネールは遅いです。しかし、その分防御力がピカチュウよりも段違いで高いです。なので、ピカチュウでは耐えられない物理攻撃でも、ハガネールなら耐えられるのです。

 長所と短所がわかれば、育てる時にそれらをどう伸ばし、どうカバーするかを考えられます。また、相手が使っているポケモンの長所と短所をわかっていれば、対策を練ることができます。逆に、短所も長所もわからずに育てたり、対戦したりすると、せっかくのいいところをダメにしてしまったり、不利な相手とそのまま戦ってしまうかもしれません。

 なので、種族値はとても重要な要素なのです。

 

3.600族などの○○族について

 ポケモン対戦の動画でたびたび聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。この600族などの○○族、これは種族値のどれかの値、または合計の値がその数字のポケモンを総じて呼ぶ場合に使います。600族であれば、「全部の種族値の合計が600であるポケモン達」ということです。よく使われるのはすばやさ種族値の値ですね。S130族と言われれば「素早さ種族値が130のポケモン達」ということになります。

※補足:ポケモンのステータスは「HP、こうげき、ぼうぎょ、とくぼう、とくこう、すばやさ」の6つがありますが、それらはアルファベットで略すことがほとんどです。HPから順番に、「H、A、B、C、D、S」と略されます。本文のS130のSとはすばやさのことです。

 

4.まとめ

 種族値を知るということはそのポケモンを知ること。

 育てる時の指針になるし、対策を練るのに使える。

 といった感じですね。ただ、種族値はきっちり全て覚える必要はなくて、対戦するときは攻撃が高かったとか、防御が低かったくらいの知識さえあればいいと思います。ただし、ポケモンを育成するときは必ず調べてください!種族値ポケモン攻略サイトで調べることができます。自分はポケモン徹底攻略(https://yakkun.com)をよく使わせてもらってます。

 気になったことや質問、指摘等があればこちらの記事(ポケモンのネット対戦を始めたい人のためのポケモン講座 質問箱 - OkamuraJirou’s diary)にコメントください。気づき次第補足していきます。

 ではまたよろしければお会いしましょう。